気軽に台湾旅#2 高雄旅行記 有名どころをサクッと観光

海外旅

台湾2日目です。

この日は、光のショーで有名な美麗島駅、高雄随一の観光スポットである蓮池潭、台湾南部イチの高さを誇る高雄85を散策し、その後台湾高速鉄道で台北へ移動して、台北3大夜市へ行きました。

この記事では2日目の行程のうち、美麗島駅から台北のホテルまでの行程について紹介します。

それでは旅のスタートです!

世界で最も美しい地下鉄駅12選の一つ、美麗島駅

まずは地下鉄駅でありながら、観光地の1つである美麗島駅に来ました。

美麗島駅は、高雄を南北に走るレッドラインと東西に走るオレンジラインの乗換駅です。

美麗駅は、世界的なステンドグラス作家のマエストロ・ナルシサス・クアグリアータによって4年半に渡って制作されたステンドグラスでできた光のドーム(光之穹頂)で有名な駅です。

計4,500枚のステンドグラスを使用した、直径30m・総面積660㎡の世界最大級のガラスアートと評されており、世界で最も美しい駅12選の一つに選出されました。

別角度から。

美麗島駅

以下の時間には光のショーも行っているので、是非見に行かれては如何でしょうか?

光のショー 上演時間
  • 月曜日~木曜日 11:00、15:00、20:00
  • 金曜日     11:00、15:00、19:00、20:00
  • 土曜日・日曜日 11:00、15:00、17:00、19:00、20:00

伝統的な特色をもつ風景区、蓮池潭

続いて、高雄で最も伝統的な風景区の一つであり、高雄で最も有名な観光スポットである蓮池潭に行きました。

蓮池潭は42haもの広さを誇る広大な池で、池の周りには、龍虎塔、春秋閣、啓明堂等などの見所に溢れています。

高雄に来た際は、是非行きたいスポットの1つです。

龍虎塔

龍虎塔は1976年に建てられた龍と虎の特徴的かつ迫力のある塔であり、高雄のシンボルとなっています。

この2つの塔は繋がっており、龍の口から入って、虎の口から出ることで、罪が浄化され、福を得て、凶を避けることができると言い伝えられています。

塔の内部はこのような感じで、螺旋階段で塔を上ることができます。

最上階は6階です。
階段自体も結構急なので、上る際は動きやすい服装で来られることをお勧めします。

最上階まで上ると、蓮池潭を見下ろした360度の大パノラマを楽しむことができます!

反対側では、高雄の高層ビル群も遠目に見ることができます。

なお、蓮池潭へは路線バスで行くこともできますが、私は巨蛋駅(ドーム駅)から歩いてみました。

ただ歩いた感想としては、道中に何か見所があるわけでもなく、台湾自体が蒸し暑く、結構体力を消耗したので、お勧めはしません。笑

龍虎塔

左営城邑慈済宮

慈済宮には保生大帝という医者の神様が祀られており、健康祈願の為に参拝する廟です。

赤い屋根と提灯、豪華な装飾が特徴的で、特に年末年始は多くの人で賑わうようです。

龍虎塔と道路を挟んで向かい側にあるので、龍虎塔とセットで行くのに丁度良いですね。

慈済宮

左営啓明堂

啓明堂は、蓮池潭風景区で最大の規模を誇り、中国宮殿様式のきらびやかで荘厳な廟です。

中国の後漢末期に活躍した武将で、三国志でも有名な商売繁盛の神様である関羽を主に祀っています。

私は外観しか見ませんでしたが、内装は金の装飾がふんだんに施され、さらに豪華絢爛のようです。

私が行ったときは観光客は殆どいませんでしたが、地元の方が数名、祈りを捧げていました。

別角度から。

左営啓明堂

春秋閣

春秋閣は啓明堂の向かい側にあります。

春閣・秋閣と同じ大きさのふたつの塔からなり、武聖、関羽を祀って建てられており、さらに春閣と秋閣の間には、騎龍観音像が建てられています。

塔自体はややこじんまりしているように思いましたが、それでも独特でインパクトのある建造物でした。

ちなみに龍の中は参道となっていて、口から入り、尻尾から出ることができます。

春秋閣

五里亭

春秋閣の後ろから延びる橋を渡ったところにあります。

特に何があるというわけではないですが、池の上にあり、風が心地よいので、少し休憩するのによいかと思います。

玄天上帝神像

玄天上帝は中華圏では誰もが知る神で、ここ蓮池潭にある玄天上帝神像は、水上神像としては東南アジア最大級だそうです。

右手に七星宝剣を持ち、足元では蛇と亀を踏みつけたインパクトのある姿をしていて、龍虎塔、春秋閣と並ぶ蓮池潭の見どころの一つです。

ちなみに左右にある建物の内部は、小さな屋内遊園地状態でした。

玄天上帝神像の勇ましさとのギャップがすごいですね。笑

玄天上帝神像

左営元帝廟

最後は左営元帝廟です。

北極の神である玄天上帝を祀る宗教施設で、これまでの各建造物と比較して、やや奥まったところにあります。

相変わらず豪華絢爛な装飾が目を引きますが、左営城邑慈済宮、左営啓明堂と見てきた後だと、どことなく既視感を感じずにはいられませんでした・・。

左営元帝廟

ちなみに龍虎塔から左営元帝廟までは徒歩で約15分程度です。

一つの建造物の見学にかける時間を15分とすると、上記全ての建造物の観光に要する時間として、ざっくり2時間くらいを見積もっておくとよいと思います。(私はさくさく進んだので、体感的に1時間半くらいだったと思いますが)

かつて台湾で一番の高さを誇った、高雄85

蓮池潭のあとはMRTで三多商圏駅で下車し、そこから徒歩で高雄85に向かいます。

高雄85は、アンテナまで含めると高さ378mで、完成当時は台湾で最も高いビルでした。(現在は台北101の次に高いビル)

かつてはオフィス、商業施設、ホテル、住宅が入居しており、74階には展望スペースがあって高雄市内を一望できたようですが、現在は多くの施設が撤退し、展望スペースも閉鎖中です。

従い、観光そのものができるわけではありませんが、かつての高雄のシンボルでもあり、その独特な形状をしたビルをひと目見たいと思い、高雄85に行きました。

いざ実物を見ると、やはり迫力があります。

しかし、これほど立派なビルが廃墟同然になっているのは、とても残念に感じますね。

実際、高雄85の入り口の多くが、このように閉鎖されていました。

私が行ったときは東側にあるこの入り口のみが、唯一開放されていました。

Screenshot

調べたところによると、一部のお店は今も細々と営業しているようです。

ただ、この入り口からも出入りしている人は誰もおらず、ビルの中に一歩立ち入った際に、どこか寒気のような雰囲気を感じずにはいられなかったので、館内の散策は諦めました。

高雄85

最高時速300km!台湾高速鉄道で台北へ

当初予定していた高雄の観光スポット巡りが完了し、左営駅から台湾高速鉄道に乗って台北に向かいます。

台湾高速鉄道は日本の新幹線技術が初めて海外に輸出された事例であり、日本人としてとても誇らしく感じるとともに、台湾のインフラとして根付いているのがとても嬉しく感じますね。

まずはMRTで左営駅まで向かいます。

左営駅

以下のように左営駅では至る所に台湾高速鉄道の案内が掲示されており、また高速鉄道への乗り換え客も多いので、道に迷うことなく乗り換えられると思います。

高速鉄道の駅構内です。

とても広くて綺麗な駅でした。

このように、列車によって停車駅が異なるので、もし途中下車を予定している場合は、乗る列車に気を付ける必要があります。(台中駅・板橋駅・台北駅は全列車が停車するようです)

切符は窓口でも購入できますが、自動券売機もありました。

自動券売機は日本語には対応していませんが、英語は対応していました。

購入方法自体も難しいプロセスは無く、簡単に購入できます。

ちなみにクレジットカードで決済可能でした。

このような乗車券が発券されるので、自動改札を通って、プラットフォームに向かいます。

プラットフォームに降りてきました。

高速鉄道はこのようなデザインです。

車内です。パッと見た感じ、日本の新幹線とほぼ同じですね。

また前方ドア上の電光掲示板には時折時速が表示されますが、一時300km/hくらいで運転していました。

台北駅に到着しました。

さすが首都の中心駅だけあって、とても大きいですね。

台北駅の内部です。

ところで台北駅は周辺も含めて、浮浪者が結構多い印象でした。

物乞いにはあいませんでしたが、その点も留意したうえで駅を利用した方がよいと思います。

台北のホテルにチェックインです。

台北駅からは少し離れていますが、今回利用したのはホテル クラウド ジョンシャンです。

Hotel Cloud ZhngShan

部屋自体は綺麗でしたが、残念なことに窓が無い部屋に案内されてしまいました・・。

1日目のホテルと同様、バスタブがありました。

シャワーの水圧も良好でした。

料金は朝食込みで1泊約10,500円でした。

台北のホテルは値段高めだから仕方ないですが、駅からのアクセスと部屋が窓無しであることを考えると、もう少し安くてもいいかなー・・とも思いましたが。。

ただ、スタッフの方々は気さくで良い方ばかりでした。

 

今回の記事は以上です。

次回は台北の夜市巡りについて紹介します。

よろしければ是非ご覧ください!

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