台湾3日目です。
この日はバスと鉄道を乗り継いで、野柳、十份、九份を巡ります。
各地の様子はもちろん、それぞれの観光地間の移動方法等といった役立つ内容も紹介するので、是非参考にしてみてください。
※ 当記事の該当箇所は赤枠内

それでは旅のスタートです!
大自然の神秘と力強さを感じる 野柳地質公園
まずは台北中心地から北東方向にある野柳地質公園に向かいます。
野柳地質公園とは?
台北の有名観光地といえば、台北101や夜市、九份を思い浮かべる方は多いと思いますが、ここ野柳地質公園も台北に来た際は是非訪れたい場所の一つです。
野柳地質公園は、自然が作り出した奇岩が特徴の観光スポットで、台湾北部の新北市にあります。
台湾のカッパドキアとも言われており、数千万年前の地層が海食風化や地殻変動によって、海食崖、変成岩、岩穴などといったユニークな形状の岩石が誕生し、まるで芸術作品のような、独特の景観を生み出しました。

野柳地質公園の主な見どころは、以下の3つのエリアに分かれています。
- 第1エリア(第一區):キノコ岩やローソク岩などが集中しています。
- 第2エリア(第二區):女王頭(クイーンズヘッド)、仙女鞋(天女の靴)、燭台石、豆腐石、龍頭石など、有名な奇岩が多く見られます。特に女王頭は有名で、その優美な姿が特徴です。
- 第3エリア(第三區):海食崖や海狗石などがあり、海蝕台が広がっています。

野柳地質公園の入場料・決済方法
私が訪れた2025年9月時点では、入場料は120台湾元でした。(日本円で約600円)
現地で入場券を購入する場合は、支払いは現金のみで、クレジットカードは不可なので、その点は注意が必要です。
なお入場券は、kkday、klook、楽天トラベルなどでも事前に購入可能です。
台北駅から野柳地質公園への行き方
野柳地質公園への行き方はいくつかありますが、台北駅から行く場合は、国光客運バス1815番が乗り換えなしで野柳地質公園の最寄りバス停まで行けるため便利です。
国光客運バス1815番は台北駅の東三門を出てすぐにあるバス停から乗車します。

「野柳」バス亭で降車し、そこから徒歩約10分程度で野柳地質公園に到着します。
野柳バス停はこんな感じです。

野柳は田舎の港町のような感じで、野柳地質公園までの道中は、ローカルな海鮮店が軒を連ねていました。


ちなみに国光客運バスは悠遊カードで乗車でき、乗車時と降車時に運転席横にあるICリーダーにタッチすればOKです。
バス内部は観光バスのようなスタイルで、くつろぐことができました。

各座席にはUSBタイプのコンセントも完備されていました。

野柳地質公園を散策しよう!
野柳地質公園に到着です。
入場ゲートをくぐり、奇岩群のエリアまでは少し歩きます。

途中に奇岩のレプリカもありました。

奇岩群のエリアに到着です。
カッパドキアの奇岩群と比較すると小ぶり感は否めませんが、それでも自然が作り出した景色に惹きこまれてしまいます。
しばらく奇岩群の絶景をどうぞ!











日本では見ることのできないこの自然の芸術美、台北から足を伸ばして来る価値があると感じました。
台湾旅行の際は、是非旅程に入れてみてはいかがでしょうか。
ランタン彩るノスタルジックな街 十份
続いて、野柳からバスと鉄道を乗り継いで南へ下り、十份へ向かいます。
十份とは?
十份は台湾北部の新北市平渓区に位置する観光地です。
代表的なスポットとして十份老街や十份瀑布があり、昔懐かしいノスタルジックな雰囲気を楽しむことができます。
- 十份老街
十份駅を降りてすぐにある街で、線路沿いに店が並び、昔懐かしい雰囲気の街並みや列車が街中をすれすれに通る光景を楽しめます。
また、願い事やメッセージを書いた大きなランタンを空に飛ばす体験ができ、ランタンが舞うさまは十份のハイライトともいえるでしょう。
- 十份瀑布
迫力満点の滝で、十份の見どころの一つです。
台湾最大の滝でもあり、北米にあるナイアガラの滝と景観が類似していることから、「台湾のナイアガラ」とも言われます。
十份は、同じく台湾の人気観光地である九份とも近く、セットで訪れやすい場所でもあります。
九份で提灯に彩られた夜景を楽しむのであれば、十份→九份の順に行くとよいでしょう。
野柳から十份への行き方
最初に、道程の全体像は以下のとおりです。
野柳 →(バス)→ 基隆 →(鉄道)→ 八堵(Badu Station)で乗り換え →(鉄道)→ 十份
道程を詳しく紹介していきます。
まずは野柳バス停から862番バスで基隆(Keelung)に向かいます。
基隆方面へのバス停はこのような感じで、赤の電光掲示板が目印です。
ちなみに基隆は862番バスの終点なので、乗り過ごす心配もありません。

野柳バス停はこちら。
基隆バスターミナルに到着です。
外観はこのような感じで、新しく立派な建物です。
ひとまずバスターミナルの中に入ります。
駅の場所が少し分かり難かったですが、バスターミナル内のこの通路をまっすぐ行くと、基隆駅(北側)に行けました。

着隆駅(北側)の外観です。

後々知りましたが、反対の南側にメインの駅舎があったようです。
基隆駅から八堵駅への列車はこんな感じでした。

八堵駅での乗り換えでは第2プラットフォーム(2月台)に向かいます。
八堵駅では十份に向かっている観光客も多いので、その人たちについて行けば迷わないかと思います。

八堵駅から十份駅へは菁桐行きの列車に乗りますが、八堵駅発の菁桐行きは本数が少ない為、代わりにまず八堵駅では花蓮行きに乗り、瑞芳駅で菁桐行きに乗り換える方法もあります。
いずれにしても八堵駅から約40分程度で十份駅に到着しました!

十份老街を散策しよう!
十份老街は駅を降りてすぐにあります。
このように線路沿いに商店が立ち並び、昔ながらのどこか懐かしい街並みを楽しむことができます。

#3の台北3大夜市編で紹介したピーナッツアイスクリームロールもありました!
台湾に来た際は是非食べたい逸品です。

ランタンの街らしく、ランタンのお店も多くありました。
写真中央やや右下のピンク、緑、水色の吊るされているものが膨らむ前のランタンで、写真左下ではランタンを膨らませていますね。

十份では凡そ1時間に1本くらいの間隔で列車が走っていますが、列車が通過する光景も迫力がありました。

十份のビューポイントの一つ、静安吊橋という吊り橋です。

全長は約128mで、高さもすごく高いわけではないですが、そこそこは揺れるので、吊り橋が苦手な人は避けた方がよいかもしれません。

ちょうどお昼時だったので、十份老街の食堂でランチです。
こういったローカルな食堂って個人的に惹かれるのですが、共感して頂けるでしょうか?


そんな感じで十份老街の散策は以上です。
こじんまりした街なので、ランタン飛ばしや十份瀑布に行くことがなければ、1時間もあれば回れるかと思います。
異世界感が漂う幻想的な街 九份
続いて、十份駅から鉄道とバスを乗り継いで、九份に向かいます。
九份とは?
人気観光地ゆえに改めて説明の必要はない気もしますが、一応九份について簡単に紹介します。
九份は台湾北部の新北市瑞芳区に位置する山間の町です。
レトロな街並みが特徴的で、夜になると提灯に明かりが灯り、幻想的な雰囲気に包まれることから、多くの観光客を魅了する観光スポットです。
かつてゴールドラッシュが起こり、1800年代後半から1900年代前半にかけて多くの人で賑わい、最盛期の日本統治時代には、3~4万人もの人々が暮らしていたとされています。
その後、金鉱閉山により一度衰退しましたが、1989年公開の映画「悲情城市」の舞台となったことで再び脚光を浴びました。
また、「千と千尋の神隠し」の舞台のモデルに似ていることから、日本人にも広く知られるようになりました。
十份から九份への行き方
九份へは、十份 →(鉄道)→ 瑞芳駅 →(バス)→ 九份 の経路で移動します。
所要時間はざっくり1時間から1時間30分程度です。
道程を詳しく紹介していきます。
まず十份駅から大華方向の鉄道(八斗子行、または八堵行)に乗車します。
要は十份駅に着いたときと逆方向ですね。

瑞芳駅で下車し、ここからバスに乗り換えます。
ところでワンポイントアドバイスですが、多くの観光客は瑞芳駅前のバスターミナルから乗車しますが、ここでの乗車はかなり混雑します。
瑞芳駅前バスターミナルと比較すると、少しだけ瑞芳駅から歩きますが、瑞芳高工バス停(Ruifang Industrial Vocational High School)から乗車するとかなり空いて乗車することができます。
九份方面へは左手にあるバス停から乗車します。
ちなみにバス内の混雑具合は以下のような感じです。
上は瑞芳高工バス停から乗車後、下は瑞芳駅前バスターミナルから乗車後で、混雑具合がだいぶ異なりますね。


九份老街バス停で下車します。
多くの人がここで下車するので、乗り過ごすことはないかと思います。
九份老街を散策しよう!
九份といえば提灯に彩られた街並みをイメージしますが、標高約300mの山の中に位置しているので、そこから見下ろす景色もなかなか素晴らしいです。
まずはバス停から降りて間もなく、東シナ海の美しい景色がお出迎えです。

ちなみに上の景色は、九份老街に向かう道中にある、こちらの2階建ての展望台から眺めることができます。
展望台からの眺めも堪能できたので、九份老街に入っていきます。
九份老街には、このセブンイレブンの右側の通路から入っていきます。
九份老街の中はこのような感じで、土産店や喫茶店など様々なお店が所狭しと軒を連ねていました。



九份老街をずっと進んで提灯街を抜けると、またまた風光明媚な撮影スポットに辿り着きました。

この撮影スポットの場所はこちらです。
さて、九份と言えば千と千尋の神隠しのモデルとも言われているあの景色ですよね。
その有名な景色もしっかり拝めました。
まずは日の入り前です。

続いて日の入り後です。この景色を見る為にずいぶん粘りました。笑

この有名な景色は海悦楼景観茶坊の手前にある踊り場から撮影しました。
海悦楼景観茶坊のテラス席からだとより広角に撮影できますが、有名な撮影スポットゆえにこの時間は基本的に満席なので、もしテラス席から撮影したい場合は、かなり早めに入店しておく必要があります。
お目当ての景色も写真に収めることができたので、台北に帰ります。
九份から台北中心部までは965番バスで直行できます。

バス停はこちらです。地図だと分かり難いですが、往路で降車したバス停の向かい側ではなく、九份老街を出て右手側に坂道を上がっていったところにバス停があります。
ちなみに九份老街のバス停は大変混む為、九份老街の1つ手前のバス停に向かっている人もちらほらいました。
なお、特に夕暮れ以降は、九份は平日でも非常に混雑します。帰りのバス停までの移動やバス停での乗車はスムーズに進まない場合もあるので、余裕をもって行動することが重要です。
そんなこんなで台北に到着し、西門町で下車しました。
少しだけ夜の西門町を歩きましたが、台湾の渋谷と言われているだけあって、活気溢れていました。


これでこの日の旅は終了です。
次回は西門町含め、台北を街ブラ観光します。


