トルコ③ カッパドキアの奇岩群を観光しよう!どこにある?飛行機や日本からの行き方は?

カッパドキアのウチヒサル城を背景に、装飾されたラクダが立つ絶景スポットのアイキャッチ画像。 世界遺産
旅行・観光ランキング ブログランキング・にほんブログ村へ

ここカッパドキアは、遥か昔に火山噴火で堆積した岩層が長年の風雨による浸食を受けて形成された奇岩群で有名な場所で、その幻想的な風景と歴史を物語る遺跡群から世界複合遺産に登録されており、トルコ観光では外せない観光スポットです。

今回はイスタンブールから日帰りでカッパドキアを訪れた際の様子を紹介します。

これからカッパドキアへの旅行を計画している方、カッパドキアについて知りたい方は是非参考にしてください。

またカッパドキアと並び、トルコの人気観光地であるイスタンブールについても以下記事で紹介しているので、こちらもトルコ観光の参考として頂ければと思います。

トルコ① イスタンブール旧市街の旅行記 モスクと猫の街の見どころや魅力を紹介
イスタンブールは世界で唯一のアジアとヨーロッパの境界に位置する都市で、古くから「東西文明の十字路」として繫栄し、ビザンツ帝国やオスマン帝国の都として約1500年もの歴史を紡いできました。今でも多くの歴史的建造物が残っており、その異国情緒あふ…
トルコ② イスタンブール新市街・アジア側を観光しよう!旧市街とどっちがいい?
イスタンブールは世界で唯一のアジアとヨーロッパの境界に位置する都市で、古くから「東西文明の十字路」として繫栄し、ビザンツ帝国やオスマン帝国の都として約1500年もの歴史を紡いできました。今でも多くの歴史的建造物が残っており、その異国情緒あふ…

それでは旅のスタートです!

カッパドキアってどこ?行き方は?

カッパドキアはトルコ共和国の中央アナトリア地方に位置しており、イスタンブールからは約730km、首都アンカラからは約250km離れた場所にあります。

カッパドキアへは飛行機でアクセスするのが一般的ですが、日本から向かう場合は直行便がないため、イスタンブール国際空港で乗り継ぎます。

またイスタンブール国際空港だけでなく、アジアサイドにあるサビハ・ギョクチェン空港からもアクセスできるので、イスタンブール観光後にカッパドキアへ行く際は、サビハ・ギョクチェン空港から搭乗する方が便利な場合もあります。

私はサビハ・ギョクチェン空港から搭乗しました。

カッパドキアには、ネヴシェヒル空港とカイセリ空港(エルキレット国際空港)の2つの空港があります。

ネヴシェヒル空港は、カッパドキアの主要観光エリアに近いのですが、便数が少ないです。

一方でカイセリ空港は、ネヴシェヒル空港と比較してカッパドキアの主要観光エリアまでは離れていますが、便数が多いです。

ただ、私はカイセリ空港経由だったのですが、主要観光地から離れていると言っても1日で主要観光地は十分に回れたので、距離はあまり気にしなくてもいいかなと思います。

ちなみに今回は行きませんでしたが、カイセリ空港近くのカイセリ市街もビザンツ帝国やセルジューク朝時代の遺構などがあるちょっとした観光スポットなので、それらも巡りたい場合はカイセリ空港を利用するのが良いですね。

カッパドキア旅行記

それでは旅行記の形式で、実際に私が訪問したカッパドキアの見どころを紹介していきます。

イスタンブールからカイセリ空港へ

今回はイスタンブールから日帰りでカッパドキアを観光する為、まだ夜も明けない早い時間にホテルからタクシーでサビハ・ギョクチェン空港に向かいました。

サビハ・ギョクチェン空港はイスタンブール空港と比較して規模は小さいですが、それでも国際空港なので、なかなか立派な造りです。

イスタンブールのサビハ・ギョクチェン国際空港の出発ロビーで、チェックインカウンターやセルフ端末が並び、天井のアーチ構造と広い空間が特徴的なターミナル内の様子。旅行客が行き交う近代的な空港施設。

サビハ・ギョクチェン空港からカイセリ空港へは幾つかの航空会社が就航していますが、私はターキッシュエアラインズ傘下のLCCであるAJetに搭乗しました。

首都アンカラの大都会やアナトリア半島の広大な大地を眼下に眺めつつ、約1時間程度でカイセリ空港に到着です。

トルコの首都アンカラ上空から撮影した街並みで、飛行機の翼越しに高層住宅群や工業エリア、緑地が広がり、都市部と郊外の景観が一望できる空撮風景。
トルコ・アンカラ近郊を飛行機から撮影した空撮風景で、翼の下に広がる農地や集落、その奥に雪をかぶった山脈が見える雄大な景観。
トルコ・カイセリ空港の駐機場で、ターキッシュエアラインズ機がターミナル前に停まり、搭乗用の階段車や地上スタッフが作業する様子を機内から撮影した空港風景。

デヴレントの谷

最初に訪れたのはデヴレントの谷です。

ここデヴレントの谷は、様々な形状の奇岩で構成されており、その奇岩が何を表すか想像を掻き立てることから「イマジネーションバレー」とも呼ばれています。

特に有名な奇岩は写真左側にあるラクダ岩で、みごとにラクダの形状を表しています。

トルコ・カッパドキアのデヴレント渓谷にあるラクダ岩で、青空の下に砂岩の奇岩群が立ち並び、ラクダの形をした特徴的な岩が見える自然景観。

ほかにも、フクロウやトカゲに見える奇岩もあるそうです。

想像力の乏しい私はラクダ以外を見出すことはできませんでしたが、皆さんには見出せるでしょうか?

是非想像を膨らませてみてください。

トルコ・カッパドキアのイマジネーションバレーに広がる奇岩群で、尖った岩塔が並ぶ谷と曲がりくねった道路、青空の下に広がる自然景観が特徴的な風景。
トルコ・カッパドキアのイマジネーションバレーに立ち並ぶフェアリーチムニーの奇岩群で、青空の下に細長い岩塔が点在し、自然の浸食で形成された独特の地形が広がる風景。
トルコ・カッパドキアのイマジネーションバレーで、フェアリーチムニーの奇岩群が立ち並ぶ中を観光客が歩き、写真撮影を楽しむ人気スポットの風景。青空の下に広がる自然の浸食地形が特徴的。
トルコ・カッパドキアのイマジネーションバレーで、尖ったフェアリーチムニーの奇岩と観光バスが並ぶ駐車エリア、訪れた旅行者が散策する人気観光スポットの風景。

ゼルヴェ野外博物館

 続いて、ゼルヴェ野外博物館です。

ゼルヴェ野外博物館は洞窟住居の遺構が残り、かつての集落の生活の様子を感じ取れるスポットとして人気の高い遺跡群です。

またこの後に行くギョレメ野外博物館と比較して観光客が少なく、静かに散策することができたのも良い点でした。

トルコ・カッパドキアのゼルヴェ野外博物館に残る洞窟住居の遺構で、岩壁に複数の穴や部屋が彫られた古代の住居跡が立ち並ぶ歴史的な景観。
トルコ・カッパドキアのゼルヴェ野外博物館で、岩壁に掘られた洞窟住居の遺構を観光客が歩いて見学する様子が広がる歴史的な岩窟集落の風景。

またすぐ近くで、キノコ岩をはじめとした奇岩も多く見ることができますよ。

トルコ・カッパドキアのキノコ岩で、頭頂部が丸く広がったフェアリーチムニーの奇岩が立ち並び、青空の下に自然の浸食で形成された特徴的な岩塔が広がる風景。
トルコ・カッパドキアのキノコ岩で、黒い岩帽子を載せたフェアリーチムニーの奇岩が立ち並び、青空の下に自然の浸食で形成された特徴的な岩塔が広がる風景。
トルコ・カッパドキアのキノコ岩で、細い岩柱の上に黒い岩帽子が乗ったフェアリーチムニーの奇岩が並び、青空の下に自然の浸食で形成された特徴的な岩塔が立ち並ぶ風景。

ギョレメ野外博物館

ギョレメ野外博物館は、カッパドキアで最も有名な観光地で、特に“保存状態の良いフレスコ画の洞窟教会”が集中しているエリアです。

ゼルヴェが“静かで広い谷の洞窟集落”なのに対し、ギョレメは“初期キリスト教の芸術と修道生活の中心地”という位置づけです。

ここギョレメにはビザンツ帝国の時代に多くの修道院や教会が造られましたが、その理由は、4〜13世紀にキリスト教徒が迫害を避けつつ、祈りと修行に集中できる安全な場所として、この地の地形と環境が理想的だったためです。

つまり、柔らかい岩を掘って住める地形、外敵から身を守れる谷、そして修道生活に適した静寂が揃っていたということです。

私は修道院を中心に回りましたが、多層構造の巨大な岩窟修道院と、その内部にある食堂や礼拝堂など、当時の生活空間を見学することができます。

トルコ・カッパドキアのギョレメ国立公園で、洞窟住居が彫られた奇岩群と緑の木々が並ぶ中を観光客が歩く、世界遺産の歴史的景観。
トルコ・カッパドキアのギョレメ国立公園で、岩壁に掘られた洞窟住居の入口が並ぶ奇岩群と、青空の下に広がる歴史的な岩窟遺跡の風景。
トルコ・カッパドキアのギョレメ国立公園で、岩壁に複数の洞窟住居が彫られた奇岩が立ち並び、青空の下に広がる歴史的な岩窟遺跡の風景。
トルコ・カッパドキアのギョレメにある洞窟住居の内部で、岩を削って作られたアーチ状の壁やベンチ状の構造が残る歴史的な岩窟空間。
トルコ・カッパドキアのギョレメにある洞窟住居の内部で、岩を削って作られた石造ベンチや壁面の小さな窓状の穴が残る歴史的な岩窟空間。

カイマクル地下都市

カイマクル地下都市は、カッパドキアにある最大級の地下都市のひとつで、広大な迷宮都市です。

紀元前8〜7世紀のフリギア人が最初に構築したとされており、その後迫害から逃れるキリスト教徒が避難場所として利用し、最大3,500人以上が生活していたと考えられているそうです。

住居・台所・ワイン貯蔵庫・家畜小屋・礼拝所などといった生活に必要な空間がすべて地下に配置され、また敵の侵入を防ぐための巨大な石の扉が設置されていました。

また侵入を遅らせるために、通路は意図的に狭くかつ迷路のように作られていることが特徴です。

トルコ・カッパドキアのカイマクル地下都市で、岩を掘って造られた地下室に大きな壺や石積みの収納スペースが残る歴史的な地下空間。
トルコ・カッパドキアのカイマクル地下都市で、岩を掘って造られた地下通路に複数のアーチ状の窪みが並び、照明に照らされた歴史的な地下空間が広がる様子。
トルコ・カッパドキアのカイマクル地下都市で、岩を掘って造られた狭い地下通路と奥へ続く洞窟空間が照明に照らされる歴史的な地下遺跡の様子。

ピジョンバレー

ピジョンバレーは、ギョレメとウチヒサルを結ぶ約4kmの美しい渓谷で、崖に無数に掘られた“鳩の家(ドゥベコット)”が最大の特徴です。

この鳩の家は、農業用の肥料として鳩の糞を集めるために作られたものです。

展望台からは遠目にウチヒサル城と奇岩群を一望でき、ピジョンバレーの名に相応しく多くの鳩が飛び交う姿も相まって、絶景スポットになっています。

トルコ・カッパドキアのピジョンバレーで、白い岩肌の谷と洞窟住居が点在する奇岩地帯を背景に、丘の上の集落と飛び交う鳥が映る雄大な景観。

また展望台には、トルコのお守りであるナザールボンジュウ(魔除けの青い目玉)を飾った木もありました。

トルコのナザールボンジュウが無数に飾られた木が青空の下に立ち、青い目のお守りが風に揺れる象徴的な風景。

ローズバレー

ローズバレーは、カッパドキアでも“最も美しいハイキングスポット”と評される谷です。

波打つ尾根が続く地形と、火山灰が固まった凝灰岩が風化し、淡いピンク〜ローズ色に染まる岩肌の独特な景観で、フォトジェニックな場所となっています。

私が訪れたのは夕方時ではありませんでしたが、夕日が当たると一帯がバラ色に輝く光景に巡り会えるそうで、カッパドキア随一のサンセットスポットとしても有名です。

トルコ・カッパドキアのローズバレーで、淡いベージュ色の滑らかな岩肌が連なる谷と緑の木々が広がり、遠景に奇岩群と山並みが見える絶景の風景。

ウチヒサル城

ウチヒサル城は自然の浸食でできた巨大な岩山を、古代の住民が内部まで掘って要塞化したもので、“自然の城”を人が利用した珍しいタイプの要塞です。

最古の住民はヒッタイト(紀元前2000年頃)とされ、周囲の岩山は天然の砦として利用されていました。

その後もローマ、ビザンツ、オスマンなど多くの時代で、この城を監視・避難の拠点として活用していました。

そのような岩の要塞が凛々しくそびえ立つ姿を鑑賞することができます。

トルコ・カッパドキアのウチヒサル城で、岩をくり抜いて造られた多数の洞窟住居が残る巨大な岩山と、緑の草原に続く道が広がる歴史的な絶景スポット。

私は城内には入りませんでしたが、城内には部屋・通路・階段・貯蔵庫などが縦横に掘られており、まるで地下都市の地上版のようで、探検気分が味わえるそうです。

可愛いラクダにも巡り合えました。

トルコ・カッパドキアのウチヒサル城を背景に、装飾されたラクダが立つ観光スポットの風景で、奇岩群と青空が広がる絶景。

  

カッパドキアの紹介は以上です。

是非皆さまもカッパドキアへ足を運び、この自然の芸術美に直接触れてみて頂ければと思います。

それでは、また次の旅でお会いしましょう!

タイトルとURLをコピーしました